走るのが遅い子必見!足が速くなるラダー×ミニハードル×トランポリン練習5選

わが家の長男(小1)、とても足が遅いんです。

幼少期にお外で思いっきり遊ばせてあげる経験が少なかったなと反省しています……

今はまだ本人があまり気にしていないし、可愛いな〜と見ていたのですが、

これから本人が“足が遅い“ことに対してコンプレックスを持ってしまったらかわいそうだなと心配しています。

それに、足が速いって、どんなスポーツをするにあたってもその土台になるし、

何より足が速いっていうだけで本人の自信にもつながりますよね。

ちなみに私は小学生の頃から足の速かった兄に足が遅いことを馬鹿にされ続けてきたので、

今でも運動に苦手意識を持ち続けています。

だからこそ子どもには運動嫌いになってほしくない‼︎

というわけで、

長男、パパと一緒におうちトレーニングはじめました‼︎

この記事では、運動嫌いでも楽しく取り組める“足が速くなるトレーニング“を紹介します。

目次

足が速くなるために必要な力は?

足の速さは、遺伝や、まず筋力をつける必要があると思いませんか?

でも実は、走る速さは“生まれつき“や“筋力“ではなく【体の使い方】で大きく変わることが分かっています。

特に、

  • 足のリズム(素早い足さばき)
  • 地面を蹴る力(瞬発力)
  • 体幹の安定(姿勢のブレをなくす)

この3つを鍛えることで、子どもはぐんと速く走れるようになります。

今回紹介する

ラダー・ミニハードル・トランポリン は、まさにこの3つの力を育てる最強の組み合わせ。

家庭の庭、公園、室内でもできるので、遊び感覚で続けられます。

神経発達は12歳頃までが特に伸びやすい「ゴールデンエイジ」。
この時期に正しい体の使い方を覚えることが、将来の運動能力を大きく左右するそうです。

ラダー✖️ミニハードル✖️トランポリンが効果的な理由

①リズム感とステップ能力がアップする

ラダーでは、マス目を使って足を「トントン」と素早く動かすため、リズム感と瞬発力が鍛えられます。

継続してやっていると、最初はできなかった動きができるようになり、スピードも速くなります。

②反応スピードとジャンプ力がつく

ミニハードルを使うと、脚の切り返しやタイミングを意識できるようになります。

低めのハードルをテンポよく越える練習は、足の回転スピードを高め、地面を蹴る感覚を育てます。

③体幹を自然と鍛えられる

トランポリンを使うことで、バランス感覚や体幹を楽しく鍛えることができます。

④遊び感覚でトレーニングできる

ただ走るだけのトレーニングでは続かなくても、ちょっとしたアイテムがあるだけで、

子どもが楽しく遊び感覚でトレーニングすることができます。

うちの子どもも以前より、うまくなったり、速くなったりしているのを感じているらしく、

ニコニコで練習しています😄

⑤公園や庭などで気軽にできる

広いスペースがなくても、おうちの庭や公園の一角などで安全に練習できます。

室内でもスペースがあれば、十分にできるので、雨の日でもトレーニングできます。

⚠️ハードルは転倒の恐れがあるので、芝生や広い場所など、安全な場所で行いましょう。

🪜 ① ラダーで「足の回転スピード」をアップ!

ラダーは、地面に置いてステップを踏むだけのシンプルな道具ですが、

走るために必要な リズム感・敏捷性・神経の動き を一気に鍛えてくれます。

🔹おすすめメニュー①:1マス1歩(基本ステップ)

テンポよく、「タッタッタッ」と前進。

ポイント

  • 歩幅を小さく、リズムよく
  • 視線はまっすぐ
  • 足を素早く入れ替える意識で

🔹おすすめメニュー②:イン・アウトステップ

“中→中→外→中→中→外”とステップしながら進む。

効果

  • 横方向の動きが加わり、バランス力アップ
  • 足の回転がさらに速くなる

🔹おすすめメニュー③:サイドステップ

横向きでラダーを進むステップ。

効果

  • 体幹が安定しやすくなる
  • 身体の連動性が高まる

🔹わが家のおすすめメニュー

  • グージャンプ
    両足をしっかりそろえて、1マスずつジャンプ
  • ケンパージャンプ
    片足とび→パージャンプの繰り返し

リズム感、ジャンプ力が鍛えられ、動きも理解がしやすく取り組みやすいです◎

ラダーは、長さ3〜5m、マス幅40cm程度が使いやすいですよ!

🧱 ② ミニハードルで「地面を蹴る力」を強化!

ミニハードルは“脚力”だけでなく、

走るときにとても大切な 地面を蹴る力(反発力) を育てます。

🔹おすすめメニュー①:連続リズムジャンプ

ハードル間を軽くジャンプしながら前に進む。

ポイント

  • 高く跳ぶ必要はなし
  • 「トン・トン・トン」と軽快に
  • つま先で着地

🔹おすすめメニュー②:もも上げラン

ハードルを越えながら膝をしっかり上げて走る。

効果

  • 太ももがスムーズに引き上がりやすくなる
  • 歩幅が自然と伸びる

🔹おすすめメニュー③:越えたら5mダッシュ

ハードルを越えた瞬間に加速!

効果

  • 脚の切り替えが速くなる
  • スタートダッシュが得意に

ミニハードルは、高さ15〜20cmの軽量タイプが安全です◎

🌀 ③ トランポリンで「体幹とバランス」を鍛える!

トランポリンは遊びながら体幹が鍛えられる万能アイテム。

走るのに大切な“軸のブレ”をなくす効果があります。

🔹おすすめメニュー①:リズムジャンプ

一定リズムで10〜15回ジャンプ。

ポイント

  • 真上に跳ぶ意識
  • 頭の高さがブレないように
  • お腹・背中に軽く力を入れる

🔹おすすめメニュー②:片足ジャンプ

左右5〜10回ずつ。

効果

  • 片足で体を支える力がアップ
  • 着地の安定性が上がる=走りのブレが減る

🔹おすすめメニュー③:その場ダッシュ(高速もも上げ)

トランポリンの弾力を使いながら、脚を高速で回す。

効果

  • 足の回転が驚くほど速くなる
  • 膝を引き上げる感覚が身につく

シンプルなデザインのトランポリンは、部屋にあっても邪魔にならなくておすすめです!

🔁 ④ 3つを組み合わせると効果が2倍になる理由

3つの道具はそれぞれ目的が違うため、組み合わせると効果が一気に伸びます。

  • ラダー → リズムとスピード
  • ミニハードル → 地面を蹴る反発力
  • トランポリン → 体幹の安定と軸の強さ

走るのに必要な3つの力をバランスよく鍛えられるので、

短時間でも「走り方が変わった!」と実感しやすいです。

📝 ⑤ 10〜15分でOK!おすすめトレーニングメニュー

① ラダー:1マス1歩 → インアウト(各2セット)

② ミニハードル:リズムジャンプ(2セット)

③ トランポリン:高速もも上げ(30秒×2)

毎日取り組めなくても、週2〜3回でOKです!

1〜2ヶ月続けると、スタートの切り方・足の回転・フォームが変わってきます。

わが家の長男も、足の回転は2週間ほどで見違えるほど速くなりました!

🧩 継続のコツ|“毎日やらせる”より“楽しく続く”が最強

子どもの足を速くするうえでいちばん大切なのは、

短時間でもいいので、とにかく継続すること。

ただし、“毎日やること”ではなく

「楽しさをキープしながら続けられる工夫」 が成功のポイントです。

継続しやすくなるコツは次の3つ。

① 1回5〜10分の“短いメニュー”にする

長くやるより、短くテンポ良く行うほうが集中しやすく、飽きずに続きます。

「今日はラダーだけ」「今日はトランポリンだけ」など、日替わりにするのも◎。

② “できた!”を増やして成功体験に

ラダーのステップが1つでも上手にできたら、思い切りほめてあげましょう。

子どもは“できた!”の喜びでモチベーションが爆上がりします。

③ 練習日を固定しない

決めすぎると親も子もストレスに。

お天気・気分・時間に合わせて柔軟にできるのがお家トレーニングのメリットです。

🤝 親の関わり方|“一緒に楽しむ姿勢”が走力アップの近道

トレーニングを効果的にするには、

道具そのものより“親の声かけ“が大きく影響します。

① “指示”ではなく“応援”する

「違うよ」「そうじゃない」より、

「お!速くなってきた!」「いいリズム!」など、

前向きな声かけが子どものやる気を引き上げます。

② 親も一緒にやって見せる

子どもは“見て覚える”のが得意。

パパ・ママが楽しそうにラダーやハードルを見せるだけで、子どもは自然と真似します。

一緒にやると、練習が“遊び”に変わって継続率がぐんと上がります。

③ できてもできなくても笑顔で終わる

フォームが崩れても、うまく跳べなくてもOK。

大切なのは、「またやりたい」と思って終われること。

走る速さは、楽しい気持ちと成功体験の積み重ねで加速します。

息子の継続のモチベーションも、「パパと一緒に遊べるからやりたい!」です。低学年の頃は特に、“親と一緒“は喜びますよね🎵

🌈まとめ:遊びの延長で楽しく続けるのがいちばんの近道!

ラダーやミニハードル、トランポリンを使ったトレーニングは、

「走るのが苦手」「足が遅い」と悩む子どもにこそ効果的です。

筋トレのようにきつくなく、遊びながら運動神経を育てられるのが魅力。

繰り返すうちに、走るフォームが整い、足の回転も自然と速くなります。

わが家の長男も、始めこそぎこちない動きでしたが、

日に日に動きやテンポが良くなっています。

外遊びが嫌いだったのが、今では自ら外でトレーニングや鬼ごっこをしたいと言うように‼︎

子どもが小さいうちは、親が工夫してきっかけを作ることも大切ですね。

今日から親子で10分のお家トレーニングを始めて、

お子さんの「速くなった!」を一緒に感じてみませんか?🏃‍♀️💨

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この記事を書いた人

3児のママ。元幼稚園教諭。
四年制大学で幼児教育を学び、絵本の読み聞かせをテーマに卒業論文を執筆。
「知識があっても悩む」親の立場から、無理のない子育てのヒントを実体験をもとに発信しています。

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