突然ですが、私のうちの長男(小1)とても足が遅いんです。
私自身走るのが遅かったので、遺伝かな〜と思っていたのですが、
幼少期にお外で思いっきり遊ばせてあげる経験が少なかったなと反省もしています。
今はまだ本人があまり気にしていないし、
幼稚園の時までは、早生まれだし、かわいいな〜と思って見ていたのですが、
これから本人が“足が遅い“ことに対してコンプレックスを持ってしまったらかわいそうだなと心配しています。
それに、やっぱり足が速いって、どんなスポーツをするにあたってもその土台になりますし、
何より足が速いっていうだけで本人の自信にもつながりますよね。
そして、中学生くらいまではとにかくモテる(男の子)
大人になると足が速くてもそれを披露する場なんてないのに、
学生時代はメリット多すぎますよね。
そもそもリレーの選手のように一部の足の速い子にスポットライトが当たるってどうなんでしょう。
ちなみに私は小学生の頃から足の速かった兄に足が遅いことを馬鹿にされ続けてきたので、
今でも運動に苦手意識を持ち続けています。
だからこそ子どもには運動嫌いになってほしくないと思っています。
というわけで、
いろいろな方法を調べて、
今長男はパパと一緒に絶賛トレーニング中!!
継続して練習していると、みるみる動きが良くなっているのを感じます。
あれだけ外遊びをしていなかったのに、
今では自分から外に出てトレーニングやろうと言ってくるほど
やっぱり子どもの頃は、親が工夫して、いろいろアプローチするのが大切なんだなと、つくづく感じます。
では今回は、我が家でも実践している楽しく取り組めるトレーニングを紹介します。
足が速くなるために必要な力は?
まず、速く走るためにはまず筋力をとにかくつける必要があると思っていました。
もちろん筋力も大切なのですが、
子どもの足の速さは筋力よりも神経の使い方(脳から筋肉への指令の速さ)が大きく関係しているそうなんです。
走る動作は、「足を出す」「腕を振る」「体を支える」といった動きが連動しています。
この体の連動(コーディネーション)をうまくコントロールできるほど、走りがスムーズに速くなるのです。
そして、今回はこの「脳と体の連携」を鍛えるトレーニング、
我が家ではラダーとミニハードルを使った神経トレーニングを始めました。

神経発達は12歳頃までが特に伸びやすい「ゴールデンエイジ」。
この時期に正しい体の使い方を覚えることが、将来の運動能力を大きく左右するそうです。
ラダーとミニハードルが効果的な理由
①リズム感とステップ能力がアップする
ラダーでは、マス目を使って足を「トントン」と素早く動かすため、リズム感と瞬発力が鍛えられます。
継続してやっていると、最初はできなかった動きができるようになったり、スピードが速くなったりしています。
②反応スピードとジャンプ力がつく
ミニハードルを使うと、脚の切り返しやタイミングを意識できるようになります。
低めのハードルをテンポよく越える練習は、足の回転スピードを高め、地面を蹴る感覚を育てます。
③楽しく遊び感覚でトレーニングできる
ただ走るだけのトレーニングでは続かなくても、ちょっとしたアイテムがあるだけで、
子どもが楽しく遊び感覚でトレーニングすることができます。
うちの子どもも以前より、うまくなったり、速くなったりしているのを感じているらしく、
ニコニコで練習しています。😄
④公園や庭などで気軽にできる
広いスペースがなくても、おうちの庭や公園の一角などで安全に練習できます。
室内でもスペースがあれば、十分にできるので、雨の日でもトレーニングできます。
⚠️ハードルは転倒の恐れがあるので、芝生や広い場所など、安全な場所で行いましょう。
オススメの練習メニュー
【ラダートレーニング法】
①1マス1歩
1マスを1歩ずつ交互に進む。
②1マス2歩
1マスごと左右の足を踏み入れ進む。
③横向き1マス2歩
横を向いた状態で、②と同様に1マスごとに左右の足を踏み入れるように進む。
④中→中→外→外
ラダーのマスの中に足を左右交互に1歩ずつ踏み込み、次に左右交互にマスの外に足を出す、という動きを繰り返す。
⑤中→中→外
1マスの中に左右交互に一歩ずつ踏み込んだら、左右交互に片方の足のみマスから外に出す、という動きを繰り返す。
⑥グージャンプ
両足をしっかりそろえて、1マスずつジャンプ。
⑦グーパージャンプ
両足を閉じてそろえる、外に大きく開くを繰り返してジャンプして進む。
※1マスずつしっかり入るようにしましょう。
⑧ケンパージャンプ
片足立ち→足を開く、の繰り返しでジャンプし進む。
※できれば片足立ちになる足を左右交互になるようにしましょう。
【ミニハードルのトレーニング法】
① 両足ジャンプ
ハードルを等間隔に並べて、両足で連続ジャンプ。
② 片足ジャンプ(ケンケンハードル)
片足で1本ずつ跳ぶ。
③ ダッシュ連動(ハードル→ダッシュ)
ハードルを跳んだあと、3〜5mのダッシュ!
他にもYouTubeなどで調べるとたくさん出てきます。
自分でできそうなものを組み合わせて、練習していきましょう。
🪄継続のコツと親の関わり方
トレーニング効果を出す一番の秘訣は「楽しく続ける」こと。
無理に頑張らせるよりも、
- 「すごい!速くなったね!」
- 「前よりリズム良くなった!」
と小さな成長を褒めてあげましょう。
また、1日5分〜10分でも十分。
むしろ、週に1回何時間もやるより毎日体を動かす方がオススメです!
短時間でも毎日続けることで、神経の反応スピードがどんどん上がります。
🧩おすすめのラダー・ミニハードル選び
- ラダー:長さ3〜5m、マス幅40cm程度が使いやすい
- ミニハードル:高さ15〜20cmの軽量タイプが安全
- 素材:柔らかく折りたたみできるタイプなら室内でも安心
最近はネットでもセット販売が多く、初心者向けに「収納袋付き」「説明書付き」なども豊富です。
まとめ:神経トレで“走りのセンス”を育てよう
ラダーやミニハードルを使った神経トレーニングは、
「走るのが苦手」「足が遅い」と悩む子どもにこそ効果的です。
筋トレのようにきつくなく、遊びながら運動神経を育てられるのが魅力。
繰り返すうちに、走るフォームが整い、足の回転も自然と速くなります。
今日から親子で5分の外トレを始めて、
お子さんの「速くなった!」を一緒に感じてみませんか?🏃♀️💨


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